読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

40歳目前にして、バツ2になる

あとひと月で、40歳になる。

そんな時期に、私はバツ2になることを決断した。

私と2番目の元夫は、腐れ縁だった。

一種の共依存だったと思う。

知り合って5年近く、結婚してからは3年、くっついたり、離れたり、ラブラブだったり、口も聞かなかったりした。

周期的に、上がったり下がったりする関係。

元夫の機嫌次第で、関係がコロコロ変わった。

子供がいたら、結婚は続いていたかもしれない。

でも、子供は出来なかった。

結婚する時は、沢山の困難があった。でも、一緒に乗り越えようと思っていた。何かあったら、私が彼を養おう。彼の人生を、丸ごと受け入れよう、と。この人と一緒に死にたい、と初めて思った。

でも、結婚した途端に彼の性格が変わった。

私はまたしても、見抜けなかった。

2回目も、私の母は見抜いていた。最初から、母は元夫を毛嫌いしていた。

私は、恋愛の当事者になると、からきしダメだ。

また私の悪い癖が出た。

自分の間違いは、自分で引き受けないといけない。

何度もやり直そうと話し合いを重ねた挙句、その度に揉め事は大きくなり、とうとう、夜中にタクシーで役所へと向かった。

郊外の街は灯りも少なく、人影もない。

6年前に通った道を、再び私は通過した。

夜中に空いている窓口の場所も、もうわかっている。

諦めと麻痺した心で、私は2度目の離婚届けを提出した。